<あらすじ>
 榛名山に苦労して登り、水沢うどんを食した一行は、次にどこへ行こうかと途方に暮れるのだった。

 「温泉に行こうか?」それとも・・・。
ガラス工場を見学し終えた僕達は、大いに迷っていた。「温泉にいくか?それ以外のどこかへ行くか?」
 そのとき急浮上したのが、『赤城クローネンベルク』である。いわゆるドイツ村。
 みんなの空気が『脱・温泉』という感じだったので、僕は別に温泉には固執せず、一行はドイツ村へと向かった。まぁ、ドイツ村がどれくらい『ドイツ!!』を主張しているのか興味があったしね〜。

 ドイツ村に着き、車を降りると、周囲には牧場特有のカグワシイかほりが漂っている・・・。
 臭気をこらえながら歩き、入園(入村?)すると、エントランスはまさしくドイツである。いや・・・、ドイツには行ったことがないから分からないや。でも、ドイツっぽい。
 ドイツ村に着いて早々、僕らがした事は、腹ごしらえである。僕とモーターマンは、屋台でウィンナーを買って食べた。タコはスペアリブ(大)を食べている。ウィンナーの屋台があるってところは、まぁ、ドイツっぽいよね。

 しかし、ドイツ村に着いたがいいが、再び途方に暮れた。「僕達はここで何をすればよいのだろうか?」
 せっかくドイツ村に来たのだから、ドイツっぽい遊びを満喫したいものだ。だけど・・・ここには、アーチェリーとか大砲とか、ボートとか、ドイツ村らしからぬアトラクションが数多く存在している。なんというか、ここは「りんどう湖ファミリー牧場」か?

 それはさておき、タコの発案で「パターゴルフ」をやることになりました。
 ここにはコースが二通りあり、簡単なAコースと、難解なBコース。僕達は迷わずBコースを選び、この後苦しむことになるのでした。

 まとも(?)なパターゴルフを体験するのは初めてでした。メンバーの中でゴルフの経験があるのはタコだけで、僕とトド、モーターマンはゴルフとは縁のない人間。当然、タコが有利かと思えました。しかし・・・、「タコ君。チミはたいしたことないね〜。」コースが難しすぎたのかもしれないけど、タコ君、大暴走!!パー3で9打以上打つ事もざらでした。
 皆の成績は忘れてしまったけど、4人ともかなり熱中していたのは確かでした。ドイツ村が閉園するギリギリまでパターゴルフに専念していた・・・。侮りがたし、パターゴルフ。いつの日か、皆で再戦を!!

 ドイツ村を後にした一行は、このまま帰路に着きました。しかし、高速が渋滞しているというので、高速は使わず、下道(したみち)で帰ることに。こういうとき、運転手のモーターマンが非常に頼もしい。彼は車でどこへでも行くヒトなので、運転に苦痛を感じないのだろうか?
 しかし、このとき僕は、再びピンチに陥った。(一回目のピンチは鼻血ね)それは、モーターマンの運転に酔ってしまったのだ。ここだけの話、彼の運転は車がよく跳ねる。つまり、運転が荒いのだ。
 僕は、後部座席であらゆる方向からのGを受け、次第に胃の中が熱くなるのを感じた。(なんてこった!!胃の中でさっきのウィンナーがダンスを踊っていやがる!)

 僕は自分と戦った。
気を抜けば、胃液がポロロッカのごとく食道を遡上してくること請け合いである。そして、僕はそんな自分を抑えるために、最後の手段を使った。つまり、寝てしまったのだ。

 かくして、危機は去った。
睡眠で現実から逃避し、かつ、体調を回復させた僕は、『焼肉屋』で食事をとることに賛成し、大いに食べたのだった。

 こうして、僕達の日帰旅行は、焼肉屋での夕食会で幕を閉じた。
 しかし、温泉に入りそびれたのは残念だったなぁ。
 
 
 
 
 

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