突然ですが問題です。
「あるところに仲良し6人組がいました。ある日、6人のうちW君とSさんの2人が結婚することになりました。さて、披露宴に招待された4人は、W君とSさん二人分のご祝儀を持参するべきなのでしょうか?」

答え:O君「キモチ次第」

 「なにを悩むことがある?」と思うかもしれないけど、やなり疑問を感じませんか?普通、仲の良い友達が結婚した場足、披露宴に招待されればその友達にご祝儀を持っていくものですよね。しかし、本問のように、同じくらい仲の良い友達同士が結婚した場合、それぞれにご祝儀を渡さねばならない気がします。仮に、別々の相手と結婚したのであれば、それぞれにご祝儀を渡したであろうから・・・。

 一方で、披露宴の招待状が届くのは、新郎・新婦の両家のうち一方からになります。つまり、W家もしくはS家のどちらか。したがって、「W・Sの双方と親しくても、W家から招待状が届けば、W家の披露宴に招待された。」ということになるでしょう。

 では、「ご祝儀はWまたはSの一人分でいいのか?」と考えると、釈然としない問題が一つ出てきます。

 それは、WとSが結婚した後、仮に、同じグループ内のHさんが結婚したとする。当然、HさんはWとSの夫婦を披露宴に招待するが、W(S)夫妻は、夫婦としてHさんにご祝儀を届ける。ご祝儀の額は自分達の披露宴で受け取った金額に相当するものである・・・。
 しかし、ここに問題があります。
HさんはW・Sの披露宴に出席した際、S家の受付にSの分だけご祝儀を進呈しました。当然、自分が披露宴を開いた際には、W・S夫妻から同額のご祝儀が帰ってくるのが普通です。 しかし、一人分のご祝儀をもらっても、披露宴に招待するのは二人なので、披露宴の収支はマイナスになってしまう・・・。
 
 結婚披露宴という華やかな式典であるがために、このようなジレンマは抑圧されてきたのでしょうか?「そもそも披露宴は損得勘定で開くものではない」という意見はもっともですが、納得のできる説を聞きたいとも思いました。

 そこで、あまり期待せずに母に尋ねると、あっけなく解答を得られました。
母曰く「W君とSさんは夫婦になるんだから、ご祝儀は一人分でよい」とのこと。そこで僕は、「それだと(かくかくしかじか)で、釈然としないんだけど?」と疑問をぶつけてみました。
 すると母は・・・、「二人分のご祝儀を出したら、先方は一人に対して二人分の食事、二人分の引き出物を用意することになるでしょ。それだと先方の方が迷惑よ。・・・そのあとのHさんの披露宴?W(S)夫妻がHさんの披露宴に出席するときに、自分達がもらったご祝儀に一人分の宴席代を加えてご祝儀とすればいいのよ。」

 僕としては、「披露宴は損得勘定ではない!!」説を採って、多少の矛盾には目を瞑るのがオ・ト・ナの世界かと思っていたのに・・・。
 やはりこういう問題は、既婚者に聞くのが一番だったらしい。

 

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