ディズニーランド周遊記
2003年9月7日今日、僕は東京駅で友人と待ち合わせ、ディズニーランド(以下、TDL)へ行って来ました。空は今にも泣き出しそうな模様。どちらかというと肌寒い陽気で、動き回るには好都合な天気でした。
一緒に行った友人というのは、新潟在住の女性で短大時代からの友人「ともさん」。彼女はすでに人妻です。
やれやれ、僕の友人はどんどん身を固めていく・・・。独り身の僕としては、さびしさを禁じ得ませんな。
とはいえ、結婚してからもつるんでくれるというのは、僕としてはありがたいです。旦那が寛容なのか、はたまた奥さんが行動的であるのか。多分両方なのでしょう。
さてさて。
僕らがTDLに着いたのは9時ごろでした。
すでに『ハニーハント』はムリな時間です。別にあせるわけでもなく、僕らはとりあえず園内をフラフラし、目的地を探しました。
自慢じゃありませんが、僕はTDLにはちっとも詳しくないです。
ただ、ディズニーリゾート一帯は強力な魔法が作用し、人を酔わせる『夢の国』である事は知っています。
あたりを見回すと、この魔法の効果が実感できます。開園後間もないにも関わらず、すでに多くの人が『ディズニーマジック』によってネズミに変えられている・・・。中には顔にネズミの模様の斑点が出ている人もいる。
恐るべし、ディズニーマジック。
「とりあえず〜」という感じで、僕らは「スプラッシュマウンテン」に行きました。そしてファストパスを発行してもらい、またしてもフラフラ。
アドベンチャーランドを歩いていると、先日アメリカのディズニーワールドで死傷者が出た『ビックサンダーマウンテン』は点検中とのこと。残念。
ファストパスが有効になるまで時間があるので、ランド内のショップを見て回りました。こえが案外面白い。別に欲しいものは無いんですが、「こんなものまであるのか・・・。」という商品があるので楽しいです。
それとランド内のお店で食べ物を買い、食べ歩くのが楽しい。僕は後で「チェロシー」を食べ「ジャングルティー」を飲んでやろうと心に決めた。
この日は結局、『スプラッシュマウンテン』をはじめ、点検を終えた『ビックサンダーマウンテン』と『スペースマウンテン』、『ビーバーブラザーズのカヌー探検』、『カリブの海賊』『シンデレラ城ミステリーツアー』を楽しみました。
しかし、僕が一番はまったのは、アドベンチャーランドの射的。一回200円かかるんだけど、10発撃った後の成績を記したカードがもらえる。そしてそのカードには、「10発全部命中したらキャストに見せましょう。」の文字が!!僕は俄然、張り切りました。
ところが、一回目は9発命中したものの、その後は集中力を欠き、7発、6発と撃沈。600円を無駄に投資したところで止めてしまいました。この雪辱は、次回晴らします。
そして同行のともさんが張り切ったのは、「ミステリーツアー」でしょう。
彼女は、ツアーが佳境に差し掛かり、キャストのお姉さんが「あの○○を倒してくれる勇気のある方はいませんか!!」と呼びかけたとき、「はいっ!!」と元気よく手を挙げて僕を仰天させてくれました。
しかし、結局、最前列にいた4人組の女子中学生のなかの『ノリコ』さんが勇者に選ばれ、ともさんを落胆させていました。
その後、僕らは乗り物に乗るというよりはショッピングに勤しみました。ランド中を歩き回り、食べ歩き、お土産を吟味し、気が付いたら暗くなっていた。
あたりを見回すと、大人・子供を問わず、多くの人が光り物を見に着けている・・・。アレは高いのになぁ〜。財布の紐がゆるくなるのも、やはりディズニーマジックの為せる技なのだろうか。
18時半を回ったあたりで、僕らは撤収に入りました。ともさんを見送るために僕らは東京駅に向かいました。
東京駅に向かう途中、なかなかディズニーランドの魔法が解けないネズミちゃんが、結構多いことに気が付く。
彼女らは一体、いつ魔法が解けるのだろうか?
そして、魔法が解け現実に帰った瞬間、周囲の冷たい視線にさらされ恥ずかしい思いをするのではないだろうか。できることなら、その情景を見てみたいな!!
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