お誕生日会につき、終結せよ!!
2002年11月21日当日まで気が付かなかったことなのですが、今日はコンビニの店長のお誕生日でした。
いつもどおり仕事に行った僕は、シフト外の従業員や、店長が経営をするほかの店舗の従業員が、続々とお店に集結するのを見て、ようやく『お誕生日会』が計画されていることに気が付きました。
とはいえ、僕と同僚の子は24時までの勤務。『お誕生日会』とかかわることはないだろうと思っていたのですが・・・・。
24時頃、お店に店長から電話がかかってきました。そして、「もし良かったら『ちょうちん』というお店に来て。」と店長に誘われたため、僕は同僚と共に、ちょっと顔出しのつもりで『お誕生日会場』へと向かいました。それが、「顔出し」程度では済まないとも知らずに・・・。
お誕生日会会場となっているお店に到着し、座敷に通されて最初に見たものは、普段見ることはない、アルコールの入った従業員達の「ただならぬ雰囲気」でした。
ここから先は正確に描写できるかどうか・・・、何せ僕も変な酔い方をしてしまったので。また、本人の名誉にかかわるので、一部の従業員をアルファベットで表します。
何より一番酔っていたのは、N君でした。これはダントツです。N君はメンバー中もっとも若いにもかかわらず、普段から年上にタメグチで話すので僕が何度か注意している子です。しかし、彼が愛すべきキャラクターであるため、それほど不興を買ったことはありませんでした。今日まではね。
さて、N君の暴走ぶりを言葉で表すなら、『つっこみ暴走高速空回り』といったところでしょう。なにしろ彼は、目に入るすべての対象について、「つっこみ」をいれ、かつ、そのほとんどを『流され』てしまうのです。
しかし、これが単に流されるだけならまだしも、次第に不興を買うようになってきました。以下に不興の例を列挙します。
例1.「いいからお前、黙れ!」(Byマカ氏、シャカモト氏、K氏、ずっピー嬢、他)
例2.「ちょっと来い!」(K氏、マカ氏)
例3.「あいつ、何とかして!」(ずっピー嬢)
<他割愛>
N君に負けず劣らず酔っていたのが、オーナーでした。オーナーは酔うと『語り』に入るようで、僕はオーナーに散々批評されました。その内容も、以下に列挙します。
語録1.「お兄ちゃんさぁ(僕のこと)、俺はその、おにいちゃんの『小賢しい』ところが好きだな!」
語録2.「体、鍛えてるんだって?俺はお兄ちゃんに負けちゃうかもしれないけど・・・、まぁ、負けないけどね。」
語録3.「一体いつまで、そういう態度でいるつもりだ?(僕が「マジメ」で通していることについて)
語録4.「俺はさぁ〜、○○が好きなんだよ!俺ももうちょっと歳が合えばなぁ・・・。どうだ、お兄ちゃん?俺の代わりに?」
オーナーは「女を口説け」と、けしかけてみたり、また、一歩解釈を間違えば、「ケンカ売ってるの?」とも取れる発言を延々と繰り返す訳ですが、まぁ、悪意がないことは明白なので、腹は立ちません。が・・・、けなされているのか、褒められているのか、イマイチよく分からない・・・。
さて、僕が飲み会に加わって2時間ほどたった頃、周囲を見渡すと・・・。
N君→依然暴走中
店長→暴走するN君を見て、あきれると共に苦笑
マカ氏→K氏と談笑
シャカモト氏→K氏と談笑
サトマイ嬢→昏倒状態
ずっピー嬢→N君に罵声?
オーナー→知らないオヤジと語り
O氏→くりすにもたれっかってくる
くりす→O氏を支えながら周囲を観察し、気を引き締める
このとき、僕は実はかなり参っていました。
仕事あがりで疲れていたことと、しばらくアルコールから遠ざかっていたため、テキメンに酔っていたのです。席を立つと足元がおぼつかないほどに。自分の酒量をわきまえていたつもりが、いつの間にか『酔っていた』ようです。とりあえず、正体を失わないために、気を引き締めました。
この席上、いくつかのイレギュラーが発生しました。まぁ、酒の席にはよくあることですが、闖入者の存在です。
一人目の闖入者はオヤジさんです。
このオヤジ、ビールを二本差し入れとして持ってくるも、「ライターで栓を抜けるか?」と挑戦してきました。この挑戦を受けたのが、当店自慢の従業員のシャカモト氏、マカ氏、とオーナーです。が、オヤジさんに敗退。しかも、なぜかオヤジさんも席を立たず、オーナーと語り始めました。
さて、二人目の闖入者は、「あられちゃん」となのる中年女性です。彼女は、カラオケを始めたのですが、妙なテンポで失笑を買っていました。しかも彼女は、「〜だにょん」とか、「〜ぴー!」とか、妙な語尾をつけて話すオバサンで、彼女も、僕たちの宴席に侵入し居座ってしまいました。彼女の脅威はすさまじく、一人、また一人と『あられちゃん』の攻撃に遭い、逃亡していきました。
そこで登場したのがN君です。
僕は、「あられちゃん」に対抗するためにN君を呼びよせ、彼に彼女の相手をさせました。これすなわち「毒をもって毒を制す」というやつです。
この作戦は見事に功を奏し、僕は自分自身の平穏を保ち、席を離れました。
結局、この宴席は3時ごろまで続きました。各人は醜態(?)をさらし続けたり、正気を取り戻したり、昏倒していたり・・・・。僕は何とか正気と理性を保ち続けることに成功しましたが、かなりの体力を消耗してしまいました。
散会後、自宅に帰った僕は、残る力を振り絞って歯を磨き、洗顔し、足のみを洗って就寝することに。ほとんどバタン・キューです。
この日の出来事を正確に覚えているヒトは、果たして何人いることか?
これから忘年会のシーズンとなりますが、あまり醜態をさらし、仲間から幻滅されないように注意しましょう。
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