夢の一等車!!(新潟日帰り披露宴)
2002年5月11日5月11日、新潟において、学生時代の友人の結婚式が行われました。
しかも、僕がスピーチを披露するというおまけもついています・・・。
大抵の人はそうだと思いますが、僕も人前に立つのが苦手です。
先月行われた友人の披露宴の時も、司会という大役を帯びて披露宴に望みましたが、その時は『らま公氏』という超・強力なヒトと一緒だったので、そんなには心配していませんでした。
しかし、今回は・・・。
時間の経過とともに、緊張の度合いが高まっていきます。
今回、披露宴に参加するため、僕は新幹線で新潟に向かうことになりました。
しかし、翌日に試験を控えているため、新潟で一泊することが出来なかった・・・・。
その話は置いといて、この日僕は初めて『グリーン車』なるものに乗りました!!
いつか乗ってみたいと思っていたけど、なかなか都合がつかなかったんですよね(財布の)。
まぁ、今回グリーン車に乗れたのも、JRのカードに貯まっていたポイントを『グリーン車利用券』に引き換えて使ったわけで、懐は全く痛まなかったんですけどね(笑)
さて、肝心のグリーン車の乗り心地は・・・。
極上です♪
まず、シートが広い。やせ気味の僕が座ると、膝の横にコブシ二つ分くらいの余裕が出来る。
そして空間も広い!足を十分に前に伸ばすことが出来て、もてあますほどです。また、シートの横には、なにやらヘッドホンの端子とボタンがついていて、車内放送が聴けるらしい・・・。
極めつけは、ドリンク&おしぼりが出される!
ドリンクはアイスコーヒー・ウーロン茶・お茶の三種から選べて、使い捨てのおしぼりももらいました。
だけど、何より良かったのは、ささやかな優越感。僕が乗ったのは『Maxあさひ(二階建て新幹線)』だったので、二階がグリーン席、1階が普通席だったのです。一階の普通席にいく人を見ながら、二階のグリーン席への階段を登る気分は、なかなかのもんです♪
さて、いい気分で新潟に着いた(11時07分到着)僕ですが、ここで友人らと待ち合わせることになっています。
集合は12時の予定ですが、無事に集合できるか心配。特に、車で来る友人もいるので、渋滞やら予定外の出来事で遅れる場合もしばしばあります。そして、時間にルーズなヒトもいる!!
始めに連絡が取れたのが『偽ソリマチ氏』。彼は、仙台からバスで新潟に向かっていて、11時10分ごろには到着していたそうです。
次に連絡が取れたのは『ケイコ嬢』。先月北海道に嫁いだ彼女は、一度新潟の実家に帰ってきて、そこから直で披露宴会場に向かうとのことでした。
さて、肝心要のヒトたちがまだ・・・。
それはホッシー、アッフー、とも氏の3人。
この三人は、アッフー(宮城人)が宮城から山形を経由し、途中、ホッシー(山形人)を拾い、新潟のとも氏を拾って、駅に来る予定でした。
しかし、この三人、連絡は取れるものの、なかなか現れない・・・。
結局、僕と偽ソリマチ氏は、先にタクシーで会場に向かうことに。
披露宴会場に到着すると、すでに到着していたケイコ嬢が、タバコをプカプカしながら、白いタキシード姿の男性と話していました。
そう、彼こそが本日の主役・りょうくんです!
くりす「ねぇ、なんでここにいるの?」
りょうくん「着替えたらやることねえっけさ。」
悲しいかな男性諸君。
披露宴の本当の主役は新婦であって、新郎は往々にして放っておかれるのです。
くりす「ドアの所にいるから、てっきりベルボーイかと思ったよ。」
と、軽く冷やかし、4人はしばし談笑。
しばらくのち、自動車組の3人が到着。
ようやく全員集合して一心地つきました。
この後、りょうくんは写真撮影に向かい、6人になった一同は、待合室でドリンクを飲みながら式の開始を待つことに。
さて、この間にも、披露宴の時間は刻々と迫っており、スピーチをしなければならないプレッシャーに押しつぶされそうでした・・・。
また、このとき、余興担当のホッシーから、『全身タイツで「らいおんハート」熱唱』という案が具体的に示され、偽ソリマチ氏&くりすは『逃げ』に入りました。
一方、同じく余興担当のアッフーは、当初は『全身タイツ』に積極的だったものの、僕と偽ソリマチ氏が拒否したため、ホッシーと二人だけで全身タイツを着ることに次第に消極的になってきました。
結局、ホッシーが『たぬき』のタイツ、アッフーが『カッパ』のタイツを着て「らいおんハート」を歌うことで決着がつきました。(いや〜、危なかった!!)
今回の結婚式では、待ち時間が非常に長かった。
13時から式が始まり、式自体は30分で終わったものの、披露宴は14時30分から。
結局、またしても待合室でアルコールを飲みながら、開宴を待つことに。
14時30分。
6人は皆、かなりの空腹状態。
満を持して始まった披露宴に期待を膨らませながら、会場へと入っていきました。
来賓代表挨拶、乾杯が終わり、宴が始まりました。
しかし、極度に緊張していた僕には、料理の味が良く分からなかった・・・。
分かったのは、セカンドドリンクの白ワインが甘かったことと、お刺身が新鮮だったこと、そして、自分の顔が青ざめているらしいことでした・・・。
(僕はこんなにプレッシャーに弱かったのか?)
と、改めて思いつつ、思い切ってアルコールに逃げることに。
普段より多めに摂取されたアルコールは、僕の顔を確実に赤くし、かつ、緊張をやわらげてくれたようです。
そして、いよいよスピーチの時。
ケーキカットを終えた新郎新婦が席に戻ると、司会のお姉さんの声が聞こえました。
司会「それではこれより、新郎のご友人であらせられます『くりす』様より、お祝いのお言葉を頂戴したいと思います。それでは『くりす』様、どうぞ!」
(くりす、壇上に立つ。係りのお姉さんがマイクの高さを調節して、にっこり微笑んでくれる)
司会「くりす様は、新郎りょう様の短大時代のご学友であらせられ、本日は埼玉よりお越しいただいたとのことです・・・。」
あぁ!!
なんてことを!!
僕のスピーチの原稿には「私は、りょう君の短大時代の友人で・・・。」というセリフがあったのに、先に司会のお姉さんに言われてしまった!これでは内容の一部が重複してしまう。
落ち着いて考えれば、別に重複したってどうってことないんだけど、なんせ極限状態でしたから(笑)
結局、とっさにセリフを差し替え「ただいまご紹介いただきました、新郎の短大時代の友人の・・・」という言葉で続けました。
しかし、スピーチ中は緊張のあまり、顔面が引きつっていました・・・。
一応、笑顔を浮かべる努力はしたのですが、笑顔が痙攣していたのを覚えています(笑)
まっ、とにかく大した失敗もなくスピーチは終了。この後、ようやく味覚が回復し、料理の味が分かるようになりました・・・。
さて、意外に受けていたのが「ホッシー&アッフーの仮装『らいおんハート』」です!
たぬきとカッパの登場に、会場は大いに盛り上がりました。
また、この二人は歌がうまいのです。特に、アッフーはかなりの熱唱状態に入っていました。久しぶりに聞きほれたなぁ・・・。
これ以後、時間の経過は早かった!
結びには新郎りょうくんが、緊張しながら謝辞を述べ披露宴は無事に幕引きとなりました。時刻は17時を過ぎたころでした。
この日、日帰り予定で新潟に来た、僕と偽ソリマチ氏の両名は、宿泊するみんなと駅に向かい、見送ってもらいました。
また、翌日にはオーストラリアへの新婚旅行に立つ新郎新婦の二人も、新幹線が出発する15分前に駆けつけてくれました。
みんな、合格祈願の一本締めありがとう!!
りょうくん、末永くお幸せに!!
http://www6.plala.or.jp/sakurasaku
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