完成!半自動読書装置!!
2002年5月3日僕には一つの夢がありました・・・。
それは、寝ながら存分に読書をすること。
僕はたいてい、就寝前にロフトで本を読んでいます。大体は小説ですが、うつぶせに寝ながら本を読むと腕や首が痛くなるし、仰向けになって本を読むと肘や手首が痛くなる。なんとかならないものかと常々思っていました。
そんなんとき、新聞で「仰向けに寝ながら本が読める」器具の広告を見ました。
が、値段が高い。確か、その器具は八千円くらいするんです。
そこで、「これを何とか手作りで作れないものか」と考え、早速アイデアを練り始めました。
まず、ネックだったのは本の固定です。
本をしっかり固定しつつ、ページが自由にめくれ、かつ、めくったページも固定する・・・。これがなかなかの難題でした。
そこで、ゴムで帯を作り、本の表紙と裏表紙をそれぞれ薄い板に固定することにしました。そして、本の中身の方は、板にクリップで透明なビニールの帯を取り付け、めくったページはそのビニール帯の隙間に入るようにしました。こうすると、読書を妨げずに本が固定できます。
本を固定する算段がついたところで、今度はその板を固定する方法を模索しました。そしてこれは、設置場所がロフトであったために、あっけなく解決しました。
ロフトの高さは105cmです。そこで、金属のパイプを用意し、アジャスターをつけて「つっかえ棒」を制作。そして、ロフトに仰向けになって「読書板」の高さを調整。
高さを決めたところで、「つっかえ棒」にT型の器具を取り付け、「読書板」に固定した金属パイプをT型器具に差し込んで完成です。
実際、「読書板」に本を固定して読書をしてみました。すると・・・、
すっごく楽チンです!
仰向けで読書をする場合、当然、腕は上げっぱなしですが、この器具があると、手はページをめくるときにしか使わないのですっごく楽なのです。
ただね・・・。
夜使うときは、下から照明を当てないと暗くて文字が読めないと思います(笑)
幸い、枕元には電源があるので、近々、スポットライトでも買ってきて読書灯にします。
結局、制作費用は千円程度。僕にしては「稀」な、日曜大工でした。
http://www6.plala.or.jp/sakurasaku
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