※注・あまり文字数を多くすると、携帯電話では見られないことに気がつきました。よって、今後、文字数が多くなりそうな場合は、なるべく分けて記録することにします。

<4月7日 11:40>

「本日はお忙しいところ御来席賜りましてありがとうございます!(以下省略)」
 
 らま公氏の明朗な語りとともに、披露宴は開宴しました。

 ついに始まった披露宴。
普段、大勢の人の前で話す機会のない僕は、司会席に居るだけでかなりの緊張状態に陥っていました。
 しかし、そうした「緊張状態」にあることを極力悟られまいと考え、ただひたすらヘラヘラと笑みを浮かべることにしました(笑)
 
 隣ではらま公氏が一生懸命に言葉を紡ぎ出しています。
 今回、司会が話すセリフのほとんどをらま公氏に任せ、僕はそのサポートに徹しようと考えていました。

(新郎新婦の二人は、こういう役回りを期待したに違いない!!)

 僕は今回の人事(?)を、自分の都合の良い風に勝手に解釈することにしました。

 さて、そんなことを考えているうちにも、披露宴は進行していきます。
僕は「司会進行表」に書かれているセリフを、ひたすら目で追っていきます。

新郎挨拶(らま公氏担当)
 ↓
乾杯発声(らま公氏担当)
 ↓
乾杯準備(くりす担当)

「あぁ!!もう僕のセリフじゃないか!!」

 まだ緊張の解けていないくりすは、激しい動悸を感じていました。

くりす「それでは、この時間を利用しまして皆様の席にご用意させていただいたカメラ、ナフキンについてご説明いたします。・・・」

 言いにくいじゃないですか!!
「させていただいた」というところで、やはり噛んでしまった・・・。
昨日の練習でも同じところで何べんも噛んだんだよなぁ。きっと僕の話し方が悪いんだろうなぁ。

 が、この失敗で、幾分緊張が和らぎました。

(そういえば、昔、放送委員だったよなぁ・・・)

 そうなんです。
僕は小学校、中学校のとき、放送委員会に所属し、校内放送をしていたのです。<回想>

小学生くりす「みなさんこんにちは、昼のほうそうのじかんです。音楽をかけますので、しずかに聞いていてください。(給食中)」

中学生くりす「○○先生、○○先生、お電話です。至急、職員室までお越しください。」

 懐かしいな〜。
そんな時代もあったんだ・・・・。
そう思うと、俄然自信が得られました!

 さて、披露宴は滞りなく進行していきます。
僕とらま公氏は、司会席と自分のテーブルを何度も往復。僕は空いた時間を利用して、ひたすら料理を食べ漁りました。が、しかし・・・。

偽ソリ氏「くりすさん、刺身(取って)!!」

アッフー「あっ、僕にも!」

偽ソリ氏「くりすさん、ほら、それ(海老)取り分けて。」

りょう君「くりす〜、オレにも!」

 (なっ、なにおぅ〜!!)

 なんで司会をやりながら、テーブルの給仕までやらなきゃならんのよ!!

 普段から何でもかんでも引き受けていると、こういう目に遭うということなんですね(苦笑)

 それでも給仕を要求する彼らを尻目に、僕はひたすら自分に出された料理を食べ続けました。

(続く)

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