僕のバイトの時間帯は、たいてい17時から24時までの「夕勤+半夜勤」です。
で、いつも帰りは24時半頃になるわけですが・・。

 今日は僕の勤務中に、マカ氏というヒトがきました。彼は二十歳ですが、バイト先では僕の先輩、そしてとてもユニークなヒトです。
 「そのうち遊びましょう。」と、お互い話していたのですが、もっぱら夜勤(24時〜06時)の彼と、夕勤・半夜勤の僕とではなかなか時間の都合がつかず、実現せずにきました。

 しかし、今日は違いました。
「とりあえずなにかしましょう。」ということで、僕とマカ氏は深夜の遊行へ・・・。

 「とりあえずなにか。」とは何か?
0時を過ぎた夜中に、できることなどそうはありません。思いつくことはボーリング、ビリヤード、バッティングセンター・・・。
 が、さすがに0時になると、どこも閉まっています。
 心当たりをいくらか当たっているうちに、「ゴルフ練習場」が目に入りました。

マカ氏「くりすさん、ゴルフってどうです?」

くりす「いきますか!!」

 そういう訳で、いざ「打ちっぱなし」へ!!

 ゴルフ・・・。
それは、紳士のスポーツ。
いつかはやってみたい。
そんなスポーツです。

 「打ちっぱなし」へは何度か行ったことがあります。しかし、僕はとっても下手っぴ。
そして、今日もその実力を存分に発揮しました。
 一方、マカ氏は、「打ちっぱなし」での経験は十分ある様子。受付をすべて彼に任して、僕は後ろからついていくことに。

 打席は4階。
そして4階は僕たちの他には誰もいない様子。
つまり貸切状態!!
思う存分に張り切れます。

 始めの打席はマカ氏。
彼は「しょっぱいかもしれませんよ」と言いながらスイング・・・。

(ドゴッ)

 しょ、しょっぱいっす。マカ氏。
ボールは左へ2〜30ヤードほど先へ落下。
その後も同じような調子で3ショット。
そして、4ショット目にして・・・、カツッという音とともに、ボールはすばらしく飛んでいきました。

くりす「ほぉ〜(感嘆)」

マカ氏「おーっと、オレの時代が来ましたかぁ〜。」

 会心の当たりを出したところでメンバーチェンジ。

くりす「まぁ、みていてくださいよ。」

 そう言いつつ僕は打席へ。

マカ氏「期待してますよ〜。」

 どっちを期待しているんだろう?と思いつつ、僕は体勢を整える。
そして気合を込めてスイング・・・。

(ぶ〜ん、チッ)

 ボールはなぜか転がりそのまま階下へ。

マカ氏「しょ、しょっぱいっす!!」

 笑い転げるマカ氏。なにもいえない僕。
その後、なんとか勘を取り戻した僕は、ようやく会心の一撃。ボールはやや左に反れながらも180ヤードくらい跳んで行きました。

マカ氏「おぉ〜」

くりす「う〜ん。僕の時代が来たかなぁ〜。」

 先ほどのとんでもないミスショットを忘れたかのように豪語してチェンジ。
 その後も、適度に交代しながら、僕たちはボールを打ち続けました。
 
 夜の練習場、見晴らしのいい4階。
風は微風、湿った空気が心地よい・・・。
ホント、いい気分でした。
ゴルフのうまい下手は置いといて、ただただ心地よかったです。

 でもね・・・。
ボールを階下に転がすミスショットはかなり恥ずかしい。
 だって、想像してみてください。
3階、2階で練習をしていた人たちはびっくりしたことでしょう。上からボールが落ちてきて、目の前を通過していくんですよ。そして、1階の人はさらにびっくりしたことでしょう。突然「ボトッ」と音がして、ボールが落ちて来るんだもん・・・。

 後で思ったのですが、4階が貸切状態にあったことは、好都合でした。
他の人がいたら、きっと迷惑だったことでしょう。

 たまにはゴルフもいいもんですね。
腕を磨いて、いつかは本当のゴルフができるようになるといいな・・・。
 ところで、マカ氏はテニス経験者だったそうです。
そのうちこの日記で、テニス話も書くことができるかもしれません。乞うご期待!

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