レッツ・青色申告特別控除!
2002年2月18日今日は朝から帳簿とにらめっこ。
母が唐突に「確定申告に行く。」と言い出したのです。
今年から不動産経営の手伝いをすることになったくりすは、最近ようやく昨年1年分の帳簿入力を終え、今は間違えがないか確認をしているところでした。
帳簿入力で耳慣れない用語と戦い、四苦八苦していたくりすですが、ようやくまとめの段階に来ていたのです。
今年の目標は『青色申告特別控除』の権利を得ること。これには正規の複式簿記に基づいて帳簿記入を行い、貸借対照表を提出することが必要となります。そして、『青色申告特別控除』を利用すると、所得から最高で55万円が控除されるのです!!
☆簡易帳簿のみ
→青色申告控除・10万円
☆簡易帳簿+貸借対照表
→青色申告特別控除・45万円
☆正規の複式簿記+貸借対照表
→青色申告特別控除・55万円
で、朝11時から帳簿の最終確認と申告書への記入を始めたんですが・・・・。
終わったのがなんと16時頃!!
途中昼食を挟んで、4時間ほど帳簿と格闘していたことになります。
「税務署に行くのは明日にしようか?」と母は言いましたが、できれば今日中に全部終わらせたかったくりすは、「いや、今行こう!」と言い、僕たちは車で20分ほどの税務署へ。
税務署に着くと、さすがに混んでいました。
お役所だから「もう遅いのでまた明日。」と門前払いされるかとも思いましたが、ぜんぜん問題なし。それどころか、おおらかな雰囲気さえ漂っていました。
番号札を渡され、待つこと15分。
意外に早く順番が呼ばれて一安心。
僕たちはたくさんの領収書とファイルを持ち、いざ申告の場へ・・・。
「は〜い、よろしくおねがいしま〜す。申告書は書いてきたのかなぁ〜。あ〜あ、書いてありますねぇ〜。」
まるで子供にでも語りかけるような口調で話しかけてきた税務署の職員さん。この人は男性で、三十代後半くらいの人でした。堅苦しい役人のイメージが一気に崩壊。親しみを感じました。
「はい。じゃぁ入力しちゃいますね〜。」
書類を見るや否や、テキパキと液晶のタッチパネルを操作し、数値を入力。
どうやらコンピュータで確定申告のデータを入力しているよです。
ほどなくして書類の出来上がり。
これは普通の『青色申告控除』のみが適用された申告書で、所得から10万円が控除される内容の申告書。去年までうちが申請していた内容とほとんど変わらないものでした。
しかし、ことしのくりす家は違うのです!!
せっかく書類を作成してもらったのだけど、「『青色申告特別控除』を適用して欲しいんです。」と伝え、そのための書類も見せました。
すると・・・。
職員さん「わぁ〜、すごいねぇ・・・。全部パソコンでやったんだぁ〜?。キレイ、キレイ。うぅん、これなら大丈夫。パソコンなら正規の複式簿記になってるし、55万円控除できるよ♪」
繰り返しになりますが、この職員さんは三十代後半くらいの男性です。なんだかとってもラブリーな語り口。税務署の高感度UPです♪
しかし、こうも簡単に受理されてちょっと拍子抜けです。
実はあまり自信を持てずに帳簿作成をしたので、いろいろと不備を指摘されると思っていたのです。
<くりすの想像>
職員A「この経費は認められませんねぇ。ここに不備が・・・ここにも!不備がありますよ。これで青色申告特別控除を得ようなんて・・・、フッ!」
これくらい嫌味を言われる・・・。
くりすは税務署はとっても恐ろしい役所であると思っていたのです。
あくまで勝手な想像ではあったのですが・・・、かくして、本年の確定申告はめでたく終了しました!
青色申告特別控除が認められたので、大体4〜5万円くらいの節税になります。
あっ!!
すっかり忘れていた。
僕自身の確定申告がまで済んでいなかった・・・。
今日中にやって、郵送してしまおう!!
http://www6.plala.or.jp/sakurasaku
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