大事件発生!?
2001年7月14日今日は最悪の出来事がありました。
警備員をやっていて、今日ほどツライと思ったことはありません。
今日の夕方、いつものお店で駐車場警備をしていると、中学生らしい3人組が来店しました。
彼らが「お客様用駐輪場」に自転車を置かず、「従業員専用駐輪場」の外に自転車を止めようとしたので、「そこには納品のトラックが来るので、あちらの(お客様用)駐輪場にお願いします。」と言いました。
すると彼らは、不服そうにその場を離れ、あろう事か歩道に自転車を止め、お店に入ろうとしたのです。
そこで、「そこはダメです!!」と、すかさず注意し、たしなめ、再度駐輪場に置くように言いました。
しかし、その態度がよっぽど気に食わなかったらしく、「こんなところ二度と来ない!!」と、わめきながら立ち去って行きました。
くりすは「来るな、来るな。」とつぶやきながら定位置に戻ろうとしました。
すると彼らは、「パイロン」を思いっきり蹴って立ち去ったので、私は追いかけて、思いっきり怒鳴りつけました。
くりす「何すんだコラ!!」
3人組「はぁ?あんだよ。」
く「なんだよじゃねえよ。なに蹴ってんだよ!!」
3「知らねぇよ!」
く「知らねぇじゃねえよ。見てんだよ俺は。」
3「だからなんだよ。俺じゃねえよ・・・。」
まったく困ったもんです。
目の前で蹴っておいて、自分らじゃないと白ばっくれる精神が、くりすには想像できません。
結局、話が全くかみ合わないまま、どんどんエスカレート。
3「タイマンするかコラァ!!」
く「やってやるさ!!」
3「裏来いよ。逃げんじゃねえぞ!!」
く「誰が逃げるか。仕事中だ!!裏なんて行くか、ここでやれよ!!」
3「あぁいいよ。かかって来いよ!!」
く「てめぇからかかって来いよ!!俺は警備員だから先に手がだせねぇんだよ!」
この瞬間、くりすは負けたのでした。
自分から手を出せない事を改めて認識し、しかも後にも引けない状況を自ら作り出してしまったのです。
そこに気がついた3人組は、くりすが先に手を出せない弱点をしきりについて、挑発してきます。
3「てめぇ、対した事ねぇんだろ。はやくかかってこいよ!!おめぇが先に手ぇだしたら、俺も出してやるよ。」
く「俺から先に出したら正当防衛にならないだろ!おめぇが手ぇだしたら相手してやるよ!!」
3「そんなこと知らねぇよ!!逃げてんじゃねぇよ!」
もはや口喧嘩は泥沼化。
しかも3人組は連携して挑発してきます。
口喧嘩でも雲行きはあやしく、さらに、先に手を出してくる気配はありません。
引くに引けず、どうしようもない状態に陥りました。
そして、とりうる選択肢は2つ。
?全てを投げ捨てて、喧嘩。
?お店の中に逃げ込む。
その時は?しか思い浮かばず、危機一髪でした。
ちなみに、彼ら3人は中学生(多分)。
1人は真っ赤なジャージにサングラス。身長は168cmくらい。1人は身長160cmくらい。もう1人は、やっぱり身長168cmくらい。
体格は全員やせ気味。
その中の1人の、少しはだけさせた胸板が見えましたが、まだ筋肉がついてなく、いざ喧嘩になっても多分負けなかったでしょう。
これは、例え3人一斉にかかってきても、ダメージが軽そうなことと、動作に機敏さが感じられず、格闘技の経験がないと推測したからです。
しかし、喧嘩にはならずに収まりました。
異変を聞き付けた従業員の方が、2人ほどきてくれたからです。
が、それはそれでくりすの負け。
お店側としては謝るしかすべがなかったからです。
事はなんとか収まりましたが、くりすは散々従業員さん達から慰められました。
「あーゆーバカはほっといていいすよ。」
「災難でしたね〜。」
「そーゆー年頃なんですよ。」
「今日、暑かったですからね。」
「いや、しょうがないですよ。あーゆーのもいますから。」
「俺だったら逃げてますよ。」
「いや〜。しょうがない。」
etc.
別に暑さでカリカリしていたわけではないんですけどね(笑)
しかし、自分自身浅はかでした。
手を出せないと知っていて、ああいう状況をつくりだしてしまったのだから・・・。
そして、結局、従業員さんに頭を下げさせてしまった・・・。
従業員のみなさん。
ご迷惑をおかけしました。
二度と不覚を取らないように努力します。
しばらくはおとなしくしています。
明日、彼らがからかいにきたら、悔しいけど事務所に逃げる。
傷害の前科でも付けてしまっては、全てが壊れちゃうもん。
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