今日の日記
2001年6月16日今日は仕事の日でした。
梅雨の中休みというか、天気はマズマズ。
いや、暑くなりそうな予感です。
こういう日は困るんですよね〜。
だって、急に日差しが強くなっても、日焼け止め塗ってないもん・・・。
今日は焼けました。
さて、この日の警備は20時まで。
夕方を過ぎて、過ごしやすくなってきたころ、一つの事件がおきました。
それはなにか・・・。
その時、駐車場の前の通りを、中学生くらいの男の子が自転車に2人乗りをして通って行きました。後ろに乗っている子は、「ブンブブ、ブンブブー」と『コール』を口ずさみながらくりすの前を通過して行きました。
しかし、その後、その子らのした事をくりすは見逃さなかった!!
1人が(たぶん後ろに乗ってる方)、くりすの警備する駐車場に設置してあるパイロン(カラーコーン。工事現場にある赤いトンガリ帽子みたいな奴)を蹴っ飛ばして倒したのです!!
(この〜!!)
くりすは小声でつぶやきました。
しかし、その後彼らが向かった『第2駐車場』には、もっとたくさんのパイロンがあります。
気になったくりすは、第2駐車場に向かいました。すると、案の定、パイロンに設置してあったバーがはじけ飛んでました。
(くりすの怒り増大)
倒れたパイロンを立てなおし、バーを設置、気を取りなおして第1駐車場に戻り、警備を再開しました。
数分後、またしても奴らが現われました。
何食わぬ顔で、くりすの前を通過。
しかし、くりすは警戒。彼らがもう一度パイロンを倒す予感がしたので、自転車の後に小走りでついていく。
すると・・・。
「ボンッ!」
奴ら、やっぱりパイロンを蹴り倒した。
すかさず怒鳴るくりす。
「なにしてるんだぁぁーー!!」
警備員という職業上、でかい声を出せるのです。
だけど凄みはゼロ。こればかりは素質がないのです。
とにかく、怒鳴った瞬間、脱兎のごとく走る、走る。
自転車を追いかける、追いかける・・・。これでも駆け足は得意(多分)なのだ。
連中は逃げること、逃げること。
全力で自転車を漕いでいるようで、なかなか逃げ足が速い。
だけど、二人乗りだったので、くりすに追いつかれてしまいました。
追いついたくりすは、後ろの子の肩に手をかけ、
「おい!おまえらだよ、おまえら!!」
と、怒気をはらんだ声で再び叫びました。
さすがにビックリしただろうけど、後ろの子は、顔だけ振りかえって、
「なにが?」
と、言ってきた。
(ぷつん)
くりすのなかで、なにかが切れた。
「パイロン倒したのてめえらだろう!!2度とたおすんじゃねぇ!!!」
実際、品のない物言いになってしまいました。
一瞬、奴らを自転車ごと引き倒して、捕まえて、パイロンを直させようとも思ってしまった・・・。
だけど、良かった。くりすは多分、考えはしてもそこまではできないでしょう。
案外、理性は強いんですよ。(そして小心者)
だけど、目の前であんな事をされたら、誰でも怒りますよ、きっと。
よっぽど怒鳴り声がすごかったらしく、周りに居た人達は、みんなビックリしていました。
結局、連中はそのまま自転車で走って逃げました。ちょっとはいい薬になったでしょう。
だけど、パイロンを倒したことなんて、大したことじゃぁないよなぁ。なんであんなに腹が立ったんだろう?
それでも、叱るべき事ではあります。
イタズラして叱られないと、ますますエスカレートしちゃうでしょ?
赤の他人に対して、怒気をはらんで怒鳴ったのは、生まれれ始めてでした。
(ちょっとは強く、なれたのかな?)
そう自分に問い掛けたくなるような出来事でした。
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